イラスト練習11
前回まで
2枚目の幽々子様を描いた。
今回は改めて基礎練習をします。
基礎練習の代名詞であるデッサンを約1年ぶりに挑戦です。
私のデッサンの標的になったのはティーセット。
ティーセットを選んだ理由は
・家の食器棚を漁ったら出てきた
・今度描こうと思っているイラストのための情報集め
今回はティーセットの情報集めがメインで、空間性や一枚絵の完成度を度外視しているので
・別々に描いていく
・描き込み優先で構図は考えない
と考えて描いています。
ちなみにティーセットを描き終えたらパチュリーあたりでも描こうかと考えています。
課題 ティーポットをかく
使用画材 シャーペン 4b b h 消しゴム
時間 2.5時間
今回は描写時間が短いので、30分刻みで画像と解説を置いておきます。
単位はm(minite)で表記します。
0~30m
ここでは
・全体のアタリをとること
・陰影を塗ること
の二点です。形は中心軸となる縦線を一本引いて、それを中心にした楕円を描いていくのが手っ取り早いかと思います。楕円を描いていく際、楕円は左右対称に描くことなんかも忘れないよう心掛けないといけませんね。(戒め)
後この段階で4bの黒を影に置いてます。どうせ後から硬いペンで上から塗れば彩度を抑えられるし、初期段階でマックスの黒を決め打ちしたかったので。
30~60m
ここでは
・光が当たっている面を塗る
くらいですね。タッチはポットの形に沿ってひたすら縦横を繰り返しているだけです。
60~90m
ここでは
・写り込みやハイライトを描き始める
・陰影を加筆していく
です。写り込みで黒くなっているところをhで描き込んだり、稜線を塗りなおす、塗り直した稜線をぼかすために周辺を塗るなどの癒しタイム。ここを書き込むのが楽しいんですよね。
90~120m
ここは前の段階の続きです。
特筆することは前と比べて一気に黒を乗せたことくらいですね。
写り込みの現象や立体感を詰めたくて色を追加しました。そうすることでハイライトも描きやすくなりますし。
120~150m
最後の工程では
・キワの調整
・色抜き
がメインの作業です。
中盤以降の調整が一番楽しいまでありますね。
ここで特筆するところは、黒を少し抜いたことですね。
完走した感想ですが
久々の基礎練は楽しいくらいですね
また友人からコメントを頂いたので、箇条書きでまとめます。
・立体感は出ている
・陶器の質感がもう一歩欲しいところ
・真横以外の方が良かったのでは
・シルエットが弱い、もっとキワを硬いペンで整えるべきだった
の四点が私がピックアップした部分です。
今回はここで終了
それでは