イラスト練習10
前回まで
幽々子様を描きました。終わり
今回は、さらにシャーペンを極めるべく
もう一度幽々子様を描くことに。
前回の反省点をざっくりあげると
・黒溜まりが気になったこと
・衣装の水色や髪の毛のピンクなど、固有色を白黒で描ききれてないかも
だと個人的に感じていました。
もちろん体や顔の構造だとか、所謂デッサンが狂っているという状態は、今回に限らず普遍的に起こることなので割愛しています。作品を作り、その反省の過程でクロッキーなどの基礎訓練をしていくのが、イラストを描く練習の最適解だと仮定しています。
反省点とは別に
・アングルの変更
・フリル練習のためにフリルを増やす
この二つを実行しました。
ここから作業工程
今回から一定時間ことの写真を載せて
その時の作業を記載します。
0~1.5h
ここでの作業は
・形をとりラフを描く
・陰影を塗る
・大まかなメインカラーを塗る の3つでした。
1.5~3h
全体が大まかに決まったので
・帽子の陰影とカラーを描く
・帽子と同系色の服も同様に、陰影とカラーを描く
の2つです。帽子は台形をイメージして陰影をつけると、それらしい立体感になるかもしれないです。肩の袖の膨らみも同じ要領で、ひし形をイメージして塗ってますね。後はフリルの影と帯を強く決め打ちで塗ったことですね。黒の最大値をある程度決めるために一気に塗るのも良き。
3~4.5
まだ真っ白な場所があるのでそこを攻めます。
・髪の陰影と色を塗る
・残っている袖と下半身を塗る
・フリルの輪郭と影を塗る
髪を塗る時ですが、毛の束を意識して塗るといいと聞きました。
光源を画面左側に設定しているので、陰面になる毛の右側をしっかり塗っています。
目は球体でできている理論を踏襲し、球体の陰影を塗る要領で塗っています。その上から瞳孔などを描いています。ハイライトは完成前のもっと色を乗せた後で塗ります。強い黒の上から消しゴムで抜いたほうが効率いいと思いますし。
フリルは山と谷で分けて考えるといいんですかね。谷つまり下に沈んでいる部分に影を落としておけば前後感は出る気がします。パースを使って描くやり方もあるらしいんですが、今度調べます。
4.5~6h
ここでは
・手の形を整える
・紐などの装飾を描く
手って難しくないですか?(美大生がそれ言っちゃいけないですよね)
手は骨格を意識することと、四角柱に分解して描くといいことを恩師から教わりました。
指を一度四角柱に置き換えるとかなり描きやすいですね。詳しくは図で。まあそれでも私は苦手なんですが。
6~7.5h
ここの過程では仕上げ作業がメインです。
・蝶を描く
・幽々子のキワを整える
・部分的に強い黒をのせる
・光が当たっている面を消しゴムで色を抜く
全体を見ながら、色が足りないと思ったら加筆、濃すぎたと思ったら消しごむと繰り返していきます。ハイライトを足したり、輪郭を整えるのもここで行いました。
完走した感想ですが
・まだ黒溜まりが解決できていないかも
と率直に感じました。
それ以外にもここが良くないというところをしてくれる人が欲しいところですね。
今回はここまでです。
日が空いてしまったことを猛省しなくては